上手い人はテイクバック時に手首がかえっていない テイクバックは、「構え」の状態(ボールが体の前にある状態)から、一度ボールを後ろに持っていく動作の事です。そしてこの時がボールの重さを一番感じるときです。 動画を見て頂くと気づくのですが、下手…
7月に入りまして、土用の丑の日が近づいてまいりました。 2020年は土用の丑の日が2回ありまして、7月21日(火)と8月2日(日)ですから、このあたりでウナギを食べに出かける方も多いのではないでしょうか。 ウナギか食卓に上るまで 我々が食べている大半の…
釣りメーカーSHIMANOの魚拓カレンダーですが、2020年7月の魚はキスです。下の魚拓のような30cmを超えるキスは尺ギスと呼ばれ、釣り人の憧れです(一尺は30.3cm)。 引用 SHIMANOフィッシングカレンダー7月「鱚」 キスは漢字では「き」の発音をあらわす「喜」…
版画家・大野麦風さんの作品「鮎」の紹介です。 過去にフナ・スズキの作品を紹介しましたので今回で3回目の紹介となります。今回の作品である「鮎」では、その描写されたアユから、縄張りを作るアユの生態を見てみたいと思います。 引用:大野麦風(1937)《…
アユの天敵と言えば、ブラックバスやスズキが挙げられる事がありますが、なんと言っても最大の敵は「カワウ」です。 この記事では、アユの天敵としての「カワウ」にフォーカスして行きたいと思います。 カワウとは カワウは体長約80㎝のウ科に分類される鳥類…
アユの一般的な釣り方は「友釣り」です。 これは「おとりアユ」と呼ばれるアユを仕掛けに付けて川に流し、それを攻撃してくるアユを針に引っ掛けて釣るという方法です。 アユは縄張りを形成する生態があるために、外部から入ってきたアユを排除しようと攻撃…
6月のフィッシングメーカーSHIMANOさんの魚拓カレンダーは、季節の魚・アユです。魚拓のような30cmを超える尺鮎は釣り人のあこがれです。第二背びれである「アブラビレ」に軟乗(骨)がないのが、はっきりと分かる素晴らしい魚拓です。 引用:SHIMANO魚拓カ…
ヒラスズキは絶品ですが、市場に出回る事が少ないために、食べる機会は非常に限られます。それがゆえに、ヒラスズキが釣れた際には、大切に食べなければなりません。お刺身や洗いは当たり前ですが、ヒラスズキの頭部は大きいので、カブト焼きに向いています…
スズキは、ゴカイ・カニ・イワシなどを生きた餌を食べて生活しています。 また、成長に伴い、たくさんのエネルギーが得られるように食性が変化し、40cm以上になると餌のほどんどが小魚になります。そんな生態のため、「スズキ釣りはルアーで狙う」というが一…
現在、日本には3種類のスズキが住んでいます。 まず、一般的にスズキ(シーバス)と呼ばれるのは、日本沿岸全域に住むマルスズキうを指します。次に主に西日本の磯に住むヒラスズキ。最後に主に中国・台湾に住むタイリクスズキ(ホシスズキ)です。 3種類の…
休日に家族や恋人同士で「魚釣り」に出かける事があると思います。 「折角だから釣らせてあげたい」という気持ちばかりが先走って、結局は「釣れない」、しかも「自分も楽しめない」という最悪のケースに陥る事も多々あると思います。せっかく釣りに来たのに…
最近、何かと話題に挙がっているマイクロプラスチックに関してです。 2004年にアメリカの科学雑誌サインエスに「Lost at see: Where Is All the Plastic?」という論文が発表されて以来、日本でもすっかり定着した自然環境問題となりました。 今回は、魚類と…
日本沿岸において、最強の捕食者に君臨する魚類はスズキに間違いありません。 スズキが持っている特徴である「生きている獲物であれば何でも食べるという雑食性」と「海水から淡水までという生活域の広さ」は、彼らの地位を裏付ける生態と言えます。 それで…
今回の記事では、島根県の宍道湖(しんじこ)で起こった農薬問題からスズキの生態を考えたいと思います。 宍道湖と嫁ケ島と袖師地蔵 引用:島根県観光ナビ 島根県の汽水湖・宍道湖では、約300種類の魚介類が生息していますが、その中でも7種類の魚介類が宍道…
以前、姫路市立美術館で版画を拝見しました大野麦風さんのスズキの版画を紹介します。版画と言っても、小学生時分に行った黒一色の版画ではなく、色を重ねて紙に刷る作業を200回も繰り返して出来上がる一枚です。 引用:大野麦風 《大日本魚類画集・スズキ》…
島根県の出雲大社に行ってみたいと思う方は多いと思います。日本屈指のパワースポットですし、縁結びのご利益もあります。 では、旅程はどうしようと考えた場合、出雲大社にいって、松江市内の玉造温泉に泊まってあとは適当に・・・とか考えてはいないでしょ…
スズキ(シーバス)は大人気の釣りのターゲットであり、食用としても、その淡泊な白身は多くの人を惹き付けています。 現在の日本では、スズキと言いますと、マルスズキとヒラスズキが思い出されるところですが、この記事は「第3のスズキ・タイリクスズキ」…
釣り人のSNSサービスにおいて投稿の多い魚種は、1位スズキ・2位アオリイカ・3位メバルとなっています(ウミーノ株式会社、2019年発表)。 スズキは手軽に狙える大物なので、人気があるのも無理はありません。では、そのスズキですが、皆さんはどのような…
スズキの特徴の一つに、生活域の広さが挙げられます。 彼らは、河口などの汽水域を好んで生活をしますが、その一方で、完全な海水域でも、完全な淡水域でも生活する事ができます。 実際に利根川では河口から100Km以上の上流までも遡上していたという記録があ…
日本食ブームのおかげで、現在はアメリカでも日本語OKで美味しい寿司を食べることができます。一方、お寿司以外では、海外で魚を食べる機会は意外と少ないと感じます。 アメリカのレストランでメニューを見ても英語だらけでピンと来ませんから、足が遠のいて…
スズキの代名詞と言えば「出世魚」という肩書だと思います。 地方によって呼び名はありますが、25cmくらいのものをセイゴ、40cm前後のものをハネ(フッコ)、60cm以上のものをスズキと呼ばれます。 オタマジャクシとカエルの関係や、アマゴとサツキマスの関…
釣りをするヒトにとって、スズキ(シーバス)と言えば、河口や堤防から狙える大物で、大人気のターゲットです。 その証拠を裏付けるように、釣りのコミュニティーサービスに投稿された魚種を調査した結果では、1位にスズキ(シーバス)が輝いています(ウミ…
世界のフィッシングメーカーSHIMANOの魚拓カレンダーですが、5月の魚拓は鱸です。このスズキの体長は91cmという事です。 まさに河口域生態系の頂点捕食者を思わせる口の大きさが特徴的です。 5月の魚拓:スズキ(引用:シマノフィッシングカレンダー) その…
このブログでは世界のフィッシングメーカーSHIMANOさんの魚拓カレンダーに従って、毎月1種類の魚を選び、記事を書いています。 4月の魚拓は「ヘラブナ」でしたので、これまで「ヘラブナの生態」や「人とのかかわり」に関して記載してきました。 さて13回目の…
ヒトに右利きと左利きという利き手があるように魚類にも利き手がある事は昔から知られています。この記事では現在報告の魚類にフォーカスしまして彼らの利き手のある生態を紹介したいと思います。 ワタリガニ いきなり魚類ではありませんが、節足動物である…
世界各国の審査員100人が「クール (かっこいい)」と認定するCool Japan Award 2019に「ヘラブナ釣りと紀州ヘラ竿の町 橋本」が認定されました。 ご存じの通り、ヘラ竿は竹を原料に加工され、漆塗りでできていますから、「日本らしいかっこよさ」がそこにあり…
家族へのプレゼント選びは意外に困るモノです。 でも「ないがしろ」には、したくないですよね。 今年こそ、「ないがしろ」にはしないという決意が大切 この記事では、もしも旦那さん・お父さんが「魚好き」だった場合に、もらったら嬉しいプレゼントを男の私…
フナ飯という岡山の郷土料理をご存じでしょうか? フナ飯はフナを骨ごとミンチにして、野菜とダシで煮込み、それをご飯にかける料理です。岡山県の日本一大きい人工湖・児島湖でとれたゲンゴロウブナやギンブナがよく使われます。 魚料理 磯さんのフナ飯 (引…
以前、ブログの中で、長嶋祐成さんの「きりみ」という絵本を紹介した事があります。リアルなのに優しい魚のイラストが非常に印象的です。また長嶋さんは京都水族館の魚を紹介するイラストも手掛けられていますので、水族館に行けば、いろいろな種類の魚とイ…
この記事は、兵庫県豊岡市のコウノトリの野生復帰にフォーカスします。カニと温泉だけではない豊岡市だけの魅力です。 水田のフナ 水田にフナがいると言えば、すぐに長野県を思い出します。長野県佐久市では、食用のフナを水田に放流する「水田養殖」が行わ…